日々の暮らし blog

日々の暮らしで感じたこと考えたこと体験したことなどを綴っていければと思います♪

老化、癌、認知症と深く関わるテロメアを短くさせないマインドフルネス瞑想法とは?

『名医とつながる!たけしの家庭の医学』で寿命を左右する【身体の中の靴ひも】について

 

まずはじめに、以下の状況に遭遇したときにどのような考え方で受け止めるのかを確かめましょう

 

状況(1)用意したプレゼントが気に入られないときに

(A)「失敗したと後悔する」
(B)「好みがわかってよかったと思う」

 

状況(2)旅行で慣れない車の運転をかって出てちょっと車を擦ってしまったときに

(A)「旅行しなければよかった」
(B)「気にせず旅行をたのしむ」

 

状況(3)健康診断のお知らせが届いたときに

(A)「悪い病気が見つからないかと思う」
(B)「どこが悪いかしっかり診てもらおうと思う」

 

どちらを選んだかの結果については以下の説明文を読んでから番組からの解説をご紹介しますね♪

 

全身の老化を止めるうえでポイントとなってくるのは【身体の中の靴ひも】という「テロメア」の長さが短いか長いかが、老化と深く関係しているとのこと

 

人間の身体の細胞は全部で約60兆個あり、1つの細胞には、「テロメア」が数多く並んでいて「テロメア」は染色体の末端にある部分になります

 

この細胞内にある「テロメア」が短くなると、病気になったり寿命が短くなると考えられています

テロメア」が短くなる理由は細胞分裂することで、細胞分裂が繰り返し起こることで、徐々に短くなってしまいます

 

テロメア」がこれ以上分裂できない長さまでくると、細胞分裂は行われなくなり、新しい細胞が作られなくなってしまい、古い細胞だけが残り続けるので、その結果、老化が進んでしまうということになります

 

つまり、「テロメア」が短くなることが、身体の老化を進める原因のひとつだと言えます

 

テロメア」が短くなることによる老化の先には、がんや血管の病気もしくは認知症にも関わりがあるとのことで

 

テロメア」が短い人は、長い人よりもがんになるリスクが3~4倍高いという研究データがあるそうです

 

テロメア」が短くなることで動脈硬化が進みやすくなり、また動脈硬化が進むことでテロメアが短くなるという研究報告も

 

テロメア」が短いと脳機能が低下し、海馬が委縮しているという報告が近年されており、テロメアの長さが認知症のなりやすさや認知機能の低下と関係している可能性があるそうです

 

この「テロメア」の長さを維持するうえのポイントが

 

なんと、重篤な病気を生じさせるのが「物事の考え方」だと、西洋医学の大先生が口をそろえて研究により明らかになったと公言する時代にようやくなったみたいで

 

そこで

 

先ほどの各々の状況で何を選択したのかを思い出してみてください

 

(A)と回答した人はネガティブ、(B)と回答した人はポジティブに物事をとらえやすく、1問でも(A)と答えた人は注意が必要だとのことです

 

特に状況(3)で(A)を選択したした人は危険だとのことで

 

まだ物事が起きていないのに悪い未来を先読みしてしまう悲観的な考え方となり危険なネガティブ思考だそうで

 

悲観的な考えを強く持っている人は、普通の人よりも長期にわたってストレスを感じてしまうことになり、それが「テロメア」の長さに悪影響を及ぼしていると考えられるということです

 

テロメア」の長さに関わる「物事の考え方」をどのようにするのかについて何が有効なのか?

 

当然、これを食べたら「物事の考え方」が変わるとか、この運動で筋肉を鍛えるとポジティブ思考になることはないのですが....

 

番組では、マインドフルネス瞑想法をすることでストレスが軽減され、ストレスが軽減されるとテロメアを守ってくれると紹介されていました

 

そのやり方は

(1)背筋をまっすぐにして座る

(2)目を閉じる

(3)手は、楽な位置に置く

(4)普段通りに呼吸する

深呼吸などをする必要はない

(5)自分の呼吸の音を聞く

特に音がしなくても聞こうとすることで、呼吸に意識を(今現在に)集中することでができる

「いま吸っている」

「いま吐いている」

「いま吸っている」

このとき、もし雑念が浮かんできても気にせず、雑念が浮かんだこと受け入れ、再び自分の呼吸に意識を集中する

 

3分間を1回として、毎日複数回行う

 

以上が番組で放映された内容のダイジェストになりますが

 

確かに、マインドフルネス瞑想法の効果は認めますが、正直、「物事の考え方」はどのように状況を「知覚」するのか?つまり「解釈」の中身を訂正する心の手術?が必要なのですが

 

世界的に注目されているマインドフルネスでオチという落としどころしか今はないのかもしれません